【開催案内】Lecture Series「Automation, Vulnerability, and Human Dignity: Rethinking the Social Contract in the Age of AI – A European Perspective」(2025年12月8日)
「尊厳」について学際的に考察する研究機関として設立された当センターでは、「尊厳」をキーワードに、各界で活躍する方々に語っていただくシリーズ講座を定期開催しています。
その3回目のスピーカーとして今回は、デジタル公法・アルゴリズム法を専門とするフランス・コートダジュール大学准教授のルケーヌ(Caroline Lequesne)氏をお招きし、AI等による公共サービスの自動化が社会的弱者に与える影響、そして「尊厳」が果たすべき役割についてお話しいただきます。
【スピーカープロフィール】
Caroline Lequesne
フランス・コートダジュール大学准教授
慶應義塾大学特別招聘准教授(国際)
経歴:
法学博士、ブリュッセル自由大学(ULB)・トゥーロン大学(2015年)
研究指導資格(HDR)、コートダジュール大学(2021年)
慶應義塾大学特別招聘准教授(国際)(2025年度より)
【講座趣旨】
近時ヨーロッパにおいては、AI等による公共サービスの自動化が急速に進んでいる。これらは効率性に資する反面、特に貧困層や障がい者等の社会的弱者に対して大きな影響を与えるほか、民主主義や社会的連帯の観点からも問題となりえます。今回は、EUにおけるデジタル公法・アルゴリズム法の研究を先導するルケーヌ氏をお招きし、AI時代における社会契約を再構築する上で「尊厳」が果たすべき規範的役割についてお話しいただきます。
【講座概要】
タイトル:Automation, Vulnerability, and Human Dignity: Rethinking the Social Contract in the Age of AI – A European Perspective
日時:2025年12月8日(月)16時30分~18時00分(開場16時00分)
会場:慶應義塾大学三田キャンパス 東館8階ホール
コメンテーター(会場コメント):山本龍彦(慶應義塾大学大学院法務研究科 教授、X Dignityセンター共同代表)
司会:門谷春輝(慶應義塾大学大学院法学研究科 後期博士課程、慶應義塾大学グローバルリサーチインスティチュート(KGRI)共同研究員)
使用言語:英語
参加費:無料
参加方法:事前登録不要
主催:X Dignityセンター